【先生の選び方から予約の注意点まで】Cambly Kids本気のレビュー
こんにちは、戦う母です。
2022年春から、次女ちゃんと三女ちゃんがオンライン英会話のCambly Kidsを始めました。受験勉強が本格化する前にある程度英語に慣れて欲しいのと、外国語の(日本語にない)音を聞き分ける臨界期が7歳と聞いたので、小学校入学を機に始めたのです。
1年半経って、思うことをまとめてみたいと思います。
特に凸凹次女ちゃんには、効果があったのか?どんな先生を選ぶと良かったのか?
ご参考になれば幸いです。
Cambly Kidsとは
1レッスン30分、先生と生徒が1対1で受講するオンライン英会話。
受講は4〜15歳が対象で、週1回、2回、5回から選べます。
Camblyは英語ネイティブ、有資格者のみが先生として登録できるのが売りとなっています。
テキストなどを別途購入する必要はなく、画面に表示されるスライドを見ながらレッスンを受けるスタイル。スライドはもちろん子ども向けに作られているので、「お勉強感」が少なく学べるものです。30分レッスンの間にイラストメインのお話あり、ゲーム性の高いパートあり、子どもが飽きずに続けられるように設計されています。
2023年10月現在、1回/週を1ヶ月払で申し込むと¥11290。週2回だと1ヶ月払で¥16090。6ヶ月払、12ヶ月払とまとめて支払うと、割引率も大きくなります。
しょっちゅうキャンペーンが展開されていて、過去には最大で50%オフ(12ヶ月払)なんてこともあったので、Instagramをフォローするなどしてキャンペーン情報を集めて、有利なときに契約するのをおすすめします。
Cambly Kidsを選んだ理由
安さを求めるならフィリピン人先生のオンライン英会話なのですが、我が家はネイティブにこだわりました。
戦う母は数十年前‥だいぶ昔に…海外に住んでいたので、今でも日常会話はできます。多少なりにも英語が話せる身からすると、やっぱりネイティブの発音は全然違います。
あと、ネイティブなら自然な英語で子どもに対して話してくれるかな…と思いました。たとえば「おやすみ」の挨拶。子どもへの声がけには「night-night」(ナイナイと発音する)という軽い言い方があったりするのですけど、そんなの教科書には書いてないですよね。普通の家庭内で使われている自然な英語での会話に期待したのです。
オンラインのため移動時間が不要であること、予約が柔軟な点も評価しました。また、カスタマーセンターも非常に応対が良かったです。
※予約については次で詳しくお話しします。
Cambly Kidsの予約の注意点と続けやすさ
月曜から日曜までを1週間として、その中で好きな先生、時間を選んで予約します。
あまり直前だと予約できなかったりもしますが、先生が多いので、基本的に先生を選ばなければ365日24時間予約を入れられます。
予約キャンセルもできるので、子どもの体調不良などで、振替も可能。ただし基本的に週内で受講しないといけないルールです。
なお先生もキャンセルできるため、生徒側がキャンセルされることもあります。
注意したいのが、土日の予約キャンセル。
レッスンの使用期限が月曜朝3時までとなっています。週をまたいだ繰越NG。なので、土日に入れた予約がキャンセルとなると、お出かけの予定を変更したりして、日曜中にレッスン時間を確保しないと…といったことが注意点としてあります。
ただ、カスタマーがしっかりしていて、日本語で問い合わせると日本人の担当者から、非常に丁寧な連絡をいただけます。たとえば日曜夜のレッスンがキャンセルとなり、残り時間で振替を取れないとなったら、相談すると繰り越してくれるかもしれません。
我が家はレッスンを開始した直後に、Wi-Fi問題で受講できなかったことがありました。カスタマーに問い合わせたところ、週をまたいだにもかかわらず該当するレッスンのビデオを確認して、こちらのWi-Fiが問題であったにもかかわらず、振替できるようにしてくださいました。
先生の質や選び方
色んな出身、人種のネイティブの先生が登録されています。気になった先生がいたら、先生自身が作成した自己紹介ビデオを見て、合いそうな人に予約を入れます。
先生は、外国語を母語とする人向けに英語を教える資格を持っている人ばかり。我が家の子どもたちは、のべ15人ほどレッスンを受けましたが、合わないことはあっても、教え方に難ありという人はほとんどいなかったです。アルファベットもわからない子どもにはちょっと難しい話し方かなと思う人はいたので、そういう先生には次はお願いしないよう、最初のうちは親が横で見ている必要はあります。
我が家の娘たちは二人とも、間違いを指摘されると「だって知らないもん!」などと日本語で騒いで、酷いと泣いたり、その後のレッスンに支障をきたすような子たちです。先生選びはとっても気を使いました。
我が家の条件は
- 低年齢への指導経験がある(幼稚園の先生などをしていたらベスト)
- 年は50代以上(年齢はプロフにないので見た目での推測)
- 大人しいより、楽しく引っ張っていってくれそうなタイプ
年齢にもこだわったのは、自身に育児経験があると、子どもが騒いでも寛容になれるのではと思ったからです。私がそうなのですが、子育てをしてみて初めて、色んな子どもがいて、手を焼くことも多いことに理解が生まれたから。
「うるさいなぁ、レッスンが進まないじゃない」「ちょっと間違えただけで騒ぐなんて」ではなく、「あ〜この子は指摘されると嫌なのね、そういう子もいるわよね」と思って欲しかった。
最初の頃は、条件に合いそうな先生に予約を入れていって、相性を見て、絞っていくことをおすすめします。あと、先生もバケーション等で長期間予約不可になることがあるため、固定の先生が決まった後も、相性の良さそうな先生は複数、お気に入りリストに入れておくといいです。
先生によっては、Camblyが用意しているスライドだけでなく、他のサイトを画面共有して、英語の歌や本を見せてくれたりも。自分の子どもがどんなことに興味を示すか、先生の進度や問いかけにも注目してください。スライドに登場するキャラの服の色は?とか、関連した質問を積極的にしてくれる先生もいます。凸凹ちゃんだと、スライド通りに進まない、スライドにない質問を嫌がったりする可能性もありますから、選ぶ際の一助になると思います。
我が家の受講スタイル
- 週2回
- 基本的に同じアメリカ人の先生、たまにオーストラリア人やイギリス人の先生
- いずれも40歳代以上の先生
メインの先生と位置付けているアメリカ人先生は、とにかく明るい!年齢は50代後半ですが孫も複数いて、泣いたり騒いだりの我が子たちも、なんとかハンドリングしてくれています。
たまにオーストラリア人やイギリス人の先生を挟むのは、教え方が多少違うのと、発音が違うので、色んなパターンに慣れてほしいから。メインの先生がお休みを取るときもありますし。これらの先生も固定しています。
なにせ騒いだり大変な子たちなので、レッスンを初めてお願いするときは、先生にDMで凸凹のことや、泣いてしまうかもといったネガティブ情報、騒いだときは歌をうたうと気分が変わって落ち着きやすいといった扱い方をお伝えしています。これまで、それでキャンセルされたことはないですが、「大丈夫!」という返信が来ても、実際に受講するとやっぱり合わないかな…と思う人もいました。凸凹ちゃんは誰とでもokでない分、合う先生を複数確保しておくことは重要です。
ちなみに、DMは日本語で大丈夫です。翻訳ボタンがついているので、先生はメッセージを受け取ると翻訳文を読んで、返信をくれます。こちらも先生からの英文は、翻訳ボタンで日本語で読めます。このメッセージ機能は、レッスン中も使えるので、Wi-Fiトラブルについて知らせたり、子どもが泣いてしまった理由を伝えたり、使い勝手がいいです。
週に受ける授業回数は、他の習い事などとのバランスを考えると、2回がちょうどいいペースだと思っています。前回の授業内容を忘れない程度の回数です。
ちなみに我が家は、受講前にスライドを見ながら予習するようにしています。予習はマストではないのですが、凸凹ちゃんには事前にどんなことを学ぶのかを一通り学んでからのほうが、スムーズに授業が進むとわかりました。直前に予習しても忘れてしまうこともあるけれど、一定の効果はあるようです。
Cambly Kidsの残念な点として、アプリとChromeでできることが違う点があります。
授業スライドは、Chromeからは見られるのですが、アプリでは表示されません。そして実際にレッスンを受けるのは、アプリからです。今はもう慣れましたが、最初は戸惑うことが多くて、カスタマーの方にも要望しましたが、未だに直らないのは残念ですね。
Cambly Kidsを受講して
受講してからの効果。ここが一番知りたいことだと思います。
発音は、英語のレッスンを受けていない長女ちゃんより綺麗です。Camblyで学習したおかげで単語も読めるようになり、幼児向けの易しい英語の絵本は自分で読めるようです。
文法は覚えられないらしく、過去形のedに苦戦中。読み方が3パターンあるのに対応できない…。耳で先生の発音を聞いて、正しい発音に丸をつけるのも、聞けばわかるのにと親は思うのですけど、若干パニックになるのか、全て正解はできなくて。ただ、何度も同じ内容を学ぶので、少しずつ理解してきています。
レッスン進度は同じでも、発達グレーでない三女ちゃんのほうがやはり覚えも理解力も良くて、発音もさらに綺麗。
次女ちゃんなりのペースでと思っていたのですが、スライドはどんどん進んでしまうので、わからないままではまずいと、今は自宅学習に英語も追加しています。
我が家のようなワーキングメモリに難ありの凸凹ちゃんは、語学習得は時間がかかりそうなので、早めに始めるといいかもしれません。