【先生の選び方から予約の注意点まで】Cambly Kids本気のレビュー
こんにちは、戦う母です。
2022年春から、次女ちゃんと三女ちゃんがオンライン英会話のCambly Kidsを始めました。受験勉強が本格化する前にある程度英語に慣れて欲しいのと、外国語の(日本語にない)音を聞き分ける臨界期が7歳と聞いたので、小学校入学を機に始めたのです。
1年半経って、思うことをまとめてみたいと思います。
特に凸凹次女ちゃんには、効果があったのか?どんな先生を選ぶと良かったのか?
ご参考になれば幸いです。
Cambly Kidsとは
1レッスン30分、先生と生徒が1対1で受講するオンライン英会話。
受講は4〜15歳が対象で、週1回、2回、5回から選べます。
Camblyは英語ネイティブ、有資格者のみが先生として登録できるのが売りとなっています。
テキストなどを別途購入する必要はなく、画面に表示されるスライドを見ながらレッスンを受けるスタイル。スライドはもちろん子ども向けに作られているので、「お勉強感」が少なく学べるものです。30分レッスンの間にイラストメインのお話あり、ゲーム性の高いパートあり、子どもが飽きずに続けられるように設計されています。
2023年10月現在、1回/週を1ヶ月払で申し込むと¥11290。週2回だと1ヶ月払で¥16090。6ヶ月払、12ヶ月払とまとめて支払うと、割引率も大きくなります。
しょっちゅうキャンペーンが展開されていて、過去には最大で50%オフ(12ヶ月払)なんてこともあったので、Instagramをフォローするなどしてキャンペーン情報を集めて、有利なときに契約するのをおすすめします。
Cambly Kidsを選んだ理由
安さを求めるならフィリピン人先生のオンライン英会話なのですが、我が家はネイティブにこだわりました。
戦う母は数十年前‥だいぶ昔に…海外に住んでいたので、今でも日常会話はできます。多少なりにも英語が話せる身からすると、やっぱりネイティブの発音は全然違います。
あと、ネイティブなら自然な英語で子どもに対して話してくれるかな…と思いました。たとえば「おやすみ」の挨拶。子どもへの声がけには「night-night」(ナイナイと発音する)という軽い言い方があったりするのですけど、そんなの教科書には書いてないですよね。普通の家庭内で使われている自然な英語での会話に期待したのです。
オンラインのため移動時間が不要であること、予約が柔軟な点も評価しました。また、カスタマーセンターも非常に応対が良かったです。
※予約については次で詳しくお話しします。
Cambly Kidsの予約の注意点と続けやすさ
月曜から日曜までを1週間として、その中で好きな先生、時間を選んで予約します。
あまり直前だと予約できなかったりもしますが、先生が多いので、基本的に先生を選ばなければ365日24時間予約を入れられます。
予約キャンセルもできるので、子どもの体調不良などで、振替も可能。ただし基本的に週内で受講しないといけないルールです。
なお先生もキャンセルできるため、生徒側がキャンセルされることもあります。
注意したいのが、土日の予約キャンセル。
レッスンの使用期限が月曜朝3時までとなっています。週をまたいだ繰越NG。なので、土日に入れた予約がキャンセルとなると、お出かけの予定を変更したりして、日曜中にレッスン時間を確保しないと…といったことが注意点としてあります。
ただ、カスタマーがしっかりしていて、日本語で問い合わせると日本人の担当者から、非常に丁寧な連絡をいただけます。たとえば日曜夜のレッスンがキャンセルとなり、残り時間で振替を取れないとなったら、相談すると繰り越してくれるかもしれません。
我が家はレッスンを開始した直後に、Wi-Fi問題で受講できなかったことがありました。カスタマーに問い合わせたところ、週をまたいだにもかかわらず該当するレッスンのビデオを確認して、こちらのWi-Fiが問題であったにもかかわらず、振替できるようにしてくださいました。
先生の質や選び方
色んな出身、人種のネイティブの先生が登録されています。気になった先生がいたら、先生自身が作成した自己紹介ビデオを見て、合いそうな人に予約を入れます。
先生は、外国語を母語とする人向けに英語を教える資格を持っている人ばかり。我が家の子どもたちは、のべ15人ほどレッスンを受けましたが、合わないことはあっても、教え方に難ありという人はほとんどいなかったです。アルファベットもわからない子どもにはちょっと難しい話し方かなと思う人はいたので、そういう先生には次はお願いしないよう、最初のうちは親が横で見ている必要はあります。
我が家の娘たちは二人とも、間違いを指摘されると「だって知らないもん!」などと日本語で騒いで、酷いと泣いたり、その後のレッスンに支障をきたすような子たちです。先生選びはとっても気を使いました。
我が家の条件は
- 低年齢への指導経験がある(幼稚園の先生などをしていたらベスト)
- 年は50代以上(年齢はプロフにないので見た目での推測)
- 大人しいより、楽しく引っ張っていってくれそうなタイプ
年齢にもこだわったのは、自身に育児経験があると、子どもが騒いでも寛容になれるのではと思ったからです。私がそうなのですが、子育てをしてみて初めて、色んな子どもがいて、手を焼くことも多いことに理解が生まれたから。
「うるさいなぁ、レッスンが進まないじゃない」「ちょっと間違えただけで騒ぐなんて」ではなく、「あ〜この子は指摘されると嫌なのね、そういう子もいるわよね」と思って欲しかった。
最初の頃は、条件に合いそうな先生に予約を入れていって、相性を見て、絞っていくことをおすすめします。あと、先生もバケーション等で長期間予約不可になることがあるため、固定の先生が決まった後も、相性の良さそうな先生は複数、お気に入りリストに入れておくといいです。
先生によっては、Camblyが用意しているスライドだけでなく、他のサイトを画面共有して、英語の歌や本を見せてくれたりも。自分の子どもがどんなことに興味を示すか、先生の進度や問いかけにも注目してください。スライドに登場するキャラの服の色は?とか、関連した質問を積極的にしてくれる先生もいます。凸凹ちゃんだと、スライド通りに進まない、スライドにない質問を嫌がったりする可能性もありますから、選ぶ際の一助になると思います。
我が家の受講スタイル
- 週2回
- 基本的に同じアメリカ人の先生、たまにオーストラリア人やイギリス人の先生
- いずれも40歳代以上の先生
メインの先生と位置付けているアメリカ人先生は、とにかく明るい!年齢は50代後半ですが孫も複数いて、泣いたり騒いだりの我が子たちも、なんとかハンドリングしてくれています。
たまにオーストラリア人やイギリス人の先生を挟むのは、教え方が多少違うのと、発音が違うので、色んなパターンに慣れてほしいから。メインの先生がお休みを取るときもありますし。これらの先生も固定しています。
なにせ騒いだり大変な子たちなので、レッスンを初めてお願いするときは、先生にDMで凸凹のことや、泣いてしまうかもといったネガティブ情報、騒いだときは歌をうたうと気分が変わって落ち着きやすいといった扱い方をお伝えしています。これまで、それでキャンセルされたことはないですが、「大丈夫!」という返信が来ても、実際に受講するとやっぱり合わないかな…と思う人もいました。凸凹ちゃんは誰とでもokでない分、合う先生を複数確保しておくことは重要です。
ちなみに、DMは日本語で大丈夫です。翻訳ボタンがついているので、先生はメッセージを受け取ると翻訳文を読んで、返信をくれます。こちらも先生からの英文は、翻訳ボタンで日本語で読めます。このメッセージ機能は、レッスン中も使えるので、Wi-Fiトラブルについて知らせたり、子どもが泣いてしまった理由を伝えたり、使い勝手がいいです。
週に受ける授業回数は、他の習い事などとのバランスを考えると、2回がちょうどいいペースだと思っています。前回の授業内容を忘れない程度の回数です。
ちなみに我が家は、受講前にスライドを見ながら予習するようにしています。予習はマストではないのですが、凸凹ちゃんには事前にどんなことを学ぶのかを一通り学んでからのほうが、スムーズに授業が進むとわかりました。直前に予習しても忘れてしまうこともあるけれど、一定の効果はあるようです。
Cambly Kidsの残念な点として、アプリとChromeでできることが違う点があります。
授業スライドは、Chromeからは見られるのですが、アプリでは表示されません。そして実際にレッスンを受けるのは、アプリからです。今はもう慣れましたが、最初は戸惑うことが多くて、カスタマーの方にも要望しましたが、未だに直らないのは残念ですね。
Cambly Kidsを受講して
受講してからの効果。ここが一番知りたいことだと思います。
発音は、英語のレッスンを受けていない長女ちゃんより綺麗です。Camblyで学習したおかげで単語も読めるようになり、幼児向けの易しい英語の絵本は自分で読めるようです。
文法は覚えられないらしく、過去形のedに苦戦中。読み方が3パターンあるのに対応できない…。耳で先生の発音を聞いて、正しい発音に丸をつけるのも、聞けばわかるのにと親は思うのですけど、若干パニックになるのか、全て正解はできなくて。ただ、何度も同じ内容を学ぶので、少しずつ理解してきています。
レッスン進度は同じでも、発達グレーでない三女ちゃんのほうがやはり覚えも理解力も良くて、発音もさらに綺麗。
次女ちゃんなりのペースでと思っていたのですが、スライドはどんどん進んでしまうので、わからないままではまずいと、今は自宅学習に英語も追加しています。
我が家のようなワーキングメモリに難ありの凸凹ちゃんは、語学習得は時間がかかりそうなので、早めに始めるといいかもしれません。
簡単&すぐにできる!メンタル強めな子どもの育て方
こんにちは、戦う母です。
今日は「子どものメンタル耐性を上げる」ことについて。
これとっても大切と言われていますが、じゃあどうやって?と言われるとワカラナイ。
ただ我慢させたり、褒め続けたりすればいいわけじゃないし…。親って難しいです。学ぶことばかりで。
次女ちゃんは、すぐに「わからない〜もう嫌〜」と言って逃げるくせがあります。ちょっと指摘すると諦める、逃げる。もちろん親の声がけの仕方もあると思うのですが(だからこそ親自身が学ぶことを忘れないように日々気をつけています)、メンタルよっわ!と思うことが多くて…。
逃げることは自分を守る意味でも否定はしませんが、逃げてばかりではどうにもならないのも人生。今は学校に彼女の特性を理解してもらい、対応してもらえていますが、少しでもメンタルを強くしたいなぁと考えているところです。
私の愛読している日経X(クロス)womanというサイトに、そんな「メンタル強めな子どもに育てる方法」がアップされていました。
記事をざっくり要約すると、
「ストレスの打ち消し効果」というものがある。これは、①旅行に行くこと、②家族との繋がりによる幸せな記憶によっても効果が発揮される。
①子どもと一緒に旅行計画を練ることで、幸福度が高まる。また、モチベーションが上がるため、本来辛いことである勉強や宿題を楽しみ(旅行)の前に終わらせようという気持ちが働く。
②楽しい記憶、「自分は愛されてきた」と思える記憶によってもストレスを受けにくくなる。写真をアルバムにまとめたり、目につく場所に飾るとよい。
ということだそうです。
この②は、既視感があるなと思ったら、以前読んだ本にも書いてありました。こちらで紹介されている藤田敦子さんのご著書です。
藤田さんは、お子さん二人を最難関中高→医学部に現役合格させた方です。
「子どもの写真、賞状、絵などとにかくなんでも壁に貼ってほめまくる(ぺたほめ)」を推奨しています。
ストレス耐性ではなくて、子どもの自尊心を満たすという文脈なのですが、同じことですよね。自尊心、安心感を育てれば、ストレスにも強くなると日経Xwomanの記事にあります。
我が家も藤田さんのぺたほめ、実践しています。最近写真を更新していなかったから…貼り替えよう。
旅行はそんなしょっちゅう行けませんが、写真を貼って楽しい記憶を可視化することは今すぐできると思うので、ぜひご参考になさってください。
塾の先生直伝!面接で気をつけるべきポイント
こんにちは、戦う母です。
今回のテーマは面接です。
実は長女ちゃんが進学に関する面接を受けることになり…系列校とはいえ落ちる人も過去にいたわけで、親としては戦々恐々としています。
ということで、彼女が通っている個別指導塾の先生の面接指導を仰いできました。
いやもう、ボロボロ。
しっかり者と言われがちな長女ちゃんですが、面接の基本すらできていなくて、質問に辿り着くまで30分かかりました。
先生もだいぶ焦っていた…も、申し訳ありません…家庭教育が足りなかった。
中学受験で面接を課す学校は現在は少数とはいえ、コロナ禍も明け、今後はどうなるかわかりません。
次女ちゃんが受験するときにどうなっているかわかりませんが、先生のアドバイス+長女ちゃんと家で特訓したやりがちポイントを「中学受験面接の極意」記しておきたいと思います。
【入室から着席まで】
- 声がかかったらノックを3回
- 「失礼します」と元気よく発声
- ドアを開けて入室、ドアを閉めたら一礼
※礼は腰から!長女ちゃんは腰から曲げるものの、背中が丸くなり、最後は頭をペコっと下げるクセがあり。頭から腰まで一直線を意識!
- 椅子の横まで歩く
- 着席の指示が出たら「失礼します」と言って着席
【応答】
- 質問にはハキハキと答える
※声の大きさは普段の倍近くを意識
※「〜で、」で文を長く繋いで話すくせがあるので止める。冗長に聞こえるので、短く文を切って話す
※緊張すると誰しも早口になりがちなので注意する
※謙譲語は難しいので無理に使って間違えるくらいなら使わない。丁寧語だけでなく、尊敬語を使えると印象がよくなる
- 着席中は足は揃える、両手は膝の上で重ねて置く
※長女ちゃんは会話中に足や手指が少しずつ動くけど、落ち着きなく見えるので注意!
※目線は質問してくれた人の方へ
※あごは下げる、頭がどちらかに傾かないよう注意
【退室】
- 退室を促されたら「ありがとうございました」と礼をして席を立つ
- ドアの前へ移動
※終わったからと力を抜かない、背筋は最後までしゃんとする
- ドア前で立ち止まり、一礼して「失礼しました」と言う
- ドアを開けて退室
う〜んどうでしょう、12歳の子どもが予測のつかない質問に答えながら面接マナーを守るのは、難しい気がします。
備えあれば憂いなし!ということで、ひたすら練習あるのみかな。
どうか意表を突いた質問が飛んできませんように…。勉強とはまた違った緊張感ですね。
小2後半からの漢字先取り計画表〜4年生で小学漢字1026字を終わらせる!
こんにちは、戦う母です。
この1週間ほど、漢字の先取りをどうするか作戦を練っていました(母は戦士であり軍師でもあります)。
作戦が決まったので、♪パンパカパーン発表です!
まずは現在の状況報告
現在2023年10月、小2。
四谷大塚のリトルくらぶ、中学受験コース(小2)を受講しています。
なので算数と国語は毎日の「ホームワーク」があり。週ごとに算数、国語の映像授業を見ながら進めるという勉強もしています(既にやや遅れ気味…)。
国語のホームワークは毎日1ページを行うもので、漢字あり、熟語パズルや迷路、主語述語などの文構造を把握するものもあります。
リトルくらぶの漢字は演習量が少ないと言われていて、別に漢字ドリルなどで補完されているご家庭もあるようですが、我が家は特に何もせず。というのも、学校の進度より早いようで(そもそも教科書によって漢字の学習順が異なるので、我が凸凹ちゃんの場合は、ということですが)、リトルくらぶで習ったあとに、大抵の漢字を学校で習っているようなのです。
つまり復習を学校でしているということですね。
今のところ漢字はついていけているようなので、温かく見守っています。
ただ、中学受験するとなると話はまた別。
リサーチしたところによると、漢字は先取りしたほうがいい!5、6年生になって不得意科目に時間を多く割かなければならないときに、漢字を一日30分なんてやっていられない!ということらしくて。
なるほど、、、、たしかに。
ということで、一日1文字の先取りを計画立てました。
漢検は毎年6、10、2月の年3回受検が可能。1学年約200字あるので一日1文字習うとして7ヶ月かかります。漢検を受ける月は漢検用の勉強をすると考えて立てたのが上記の計画。
4年生の2月に6年生の漢検を受けるのはちょっと強硬案なので、間に合えば2月に受検。間に合わなくても3月までに6年生範囲を終え、翌6月に合格目指したいですね。
使うアイテムは
- 小2漢字はリトルくらぶのホームワーク
- 小3漢字は無料の漢字プリント
- 小4以降の漢字は四谷大塚の「漢字とことば」テキスト
- 漢検の練習用には、漢検HPにある過去問や無料プリント
- 慣用句・ことわざは「いっきに極める国語 小学3〜6年の慣用句・ことわざ」で総仕上げ
を予定しています。
1のリトルくらぶは現状維持。2は近いうちに加えて勉強していきます。小3の漢字ドリルを探していたのですが、無料プリントを完璧にこなせるようにしても結果は同じと判断しました。
じゃあ4年以降はなぜ無料プリントじゃないの?というと、受験に出る漢字を挙げている教材がいいだろうと思って、四谷大塚に決めました。調べたところによると、漢字も5年生の間に6年生までを履修するらしいです。
そして漢検対策としては、漢検公式の過去問や、無料プリントサイトで配布されている学年の漢字のまとめ問題など。漢検の公式問題集もいいんですが、我が子に見せたら嫌がりそう、、、。演習量が多いんですよね。当たり前だけど。基本的に漢字はすでに小学生新聞などのおかげで大体読めているので、量を増やしすぎて勉強嫌いにならないよう気をつけつつ、先取りしていきたいと思っています。
そして5の慣用句とことわざは、「いっきに極める」を使おうと思って、もうすでに購入しちゃいました。見開きごとにテーマがあって、3テーマ終わるとまとめテストに進みます。わかりやすいイラストがついているので、視覚情報多めが向いている我が凸凹ちゃん向きと思っています。
ちなみに我が家には「マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000」もあります。つい最近、同シリーズの「レベルアップ編」も購入しました。花まる学習会は子どもたちが以前通っていて、いまだに本などを見かけると買っています。
全体的にはかなり基本的、日常的なものが取り上げられている印象。この言葉ってどんな意味?と子どもに聞かれたら、辞書がわりに使えます。四谷大塚の「漢字とことば」にも慣用句などが取り上げられていて、そちらは難度が高い言葉も入っているそうなので、受験目線で考えると四谷大塚軍配が上がるけれど、日常使いとしては充分役立ってくれています。
さてさて、数年後、果たして計画通りにいっているのか、いないのか。神のみぞ知る!
低学年からゆる〜く先取り【社会・歴史編】
こんにちは、戦う母です。
学ぶのに時間がかかりそうな凸凹ちゃんを中学受験させる(もちろん本人の希望もあり)として、2023年現在小2という時間を味方に、今からできることを少しずつ…と考えています。
漢字、計算は今のところ学年相当の内容を四谷大塚のリトルくらぶで毎日やっています。
いずれは漢字や計算も先取りしたいのですが、積み重ねが必要なものなので、どうやれば効果的なのか目下勉強中。
とりあえず国算は置いておいて、暗記科目の社会を先取りしてしまおうと計画しています。
今回は、色々とリサーチした結果と子どもたちの反応から、おすすめをご紹介します!
歴史の流れを楽しく覚えるなら、学習まんがを低学年から繰り返し読む
教科書、悪くないんですが、まぁ面白くはないですよね。無味乾燥というか。
ここはやっぱり、学習まんが一択!
ということで、1年前から歴史まんがを買って家に置いてあります。もともと長女用だったのですが、漢字にはすべて読み仮名が振ってあるので、妹たちも喜んで読んでくれます。
我が家はゲームがないので、暇だ〜となると、手が伸びるみたい。
購入したのは
講談社『日本の歴史』20巻
日本の歴史まんがを比較したサイトを読んで、「悪者がいない」と評されたこちらを購入しました。たしかに悪女として描かれがちな日野富子も、彼女なりの守りたいものがあって、こういう行動に繋がったという描かれ方をしていました(←9巻に登場)。
あとこちらは、豆知識が欄外にもびっしり入っていて、細かなネタがちりばめられています。
これが本当に中学受験で役立つか?と思われるネタもありますが、まんが本編を読んだあとも、豆知識だけ読んでみたり、何回読んでも色々と学べて良さげ。
セット購入特典の付録も受験生には嬉しいものが揃っていました。
47都道府県データブックは普通にこの本だけ売っていたら買いたいレベル。我が家の凸凹ちゃんが受験するときには、情報が古くなっているだろうという点が惜しい。地理、特産品、文化財などが都道府県ごとに紹介されています。
歴史の年号は、「歌とイラスト両方」でなら凸凹ちゃんも覚えられる
なんだかんだ、歴史において年号は覚えなければなりません。
楽しく覚えられないかなぁと調べていて辿り着きました、YouTube。
我が家はあまりYouTubeを見ないのですが、これはハマった!
てつおう先生
この方、すごいんです。
ご自身で作詞作曲、ピアノもギターもドラムも演奏、両手で歴史的人物のイラストを描くという…しかも東大入学(中退)だそうで。
一体何刀流なんでしょう。
てつおう先生の歴史年号ソングは、起こった事柄に関連づけられた歌になっています(一部わかりにくかったり関係ないのでは?と思えるものもあるけれど)。両手描きの絵に驚かされつつ、楽しく歌いながら、子どもたちはあっという間に年号を覚えていきます。
ワーキングメモリー領域が低めの我が凸凹ちゃんですが、イラストつきだからか、繰り返し聞いているうちに覚えられるみたい。
YouTubeはもちろん無料。
すごすぎるコスパ。
学校で歴史を学んでいる長女が、時々妹たちに年号クイズを出して、妹たちが歌いながら思い出して答えたりしてるのを見ると、戦う母は心の中でガッツポーズ!
忘れない頻度でてつおう先生を流して、年号を得意になってもらうおうと思っています。
やっぱり「勉強」ではなく「楽しく、いつの間にか覚える」が最強ですね。
ほかにも社会は公民分野がつまらないので(←個人的な意見)、楽しいツールを探そうと思っています。
社会のように知識で乗り越える科目は、勉強と思わせないでいかに勉強させるかが、親の腕の見せ所ですね。
耳からでは覚えられない子どもに!かけ算九九の超効果的な覚え方
こんにちは、戦う母です。
今回戦ったのは九九です。
覚えるどころか、九九の意味を理解していなかった
普段から、悪気はないのですが知覚優位・ワーキングメモリ低めの特性のせいで人の話がまったく頭に入っていかないんだな…という様子の次女ちゃん。
九九も、一緒に暗唱したって親が隣で絵を描いて教えたって全然覚えてくれない。九九を使う問題は、ひたすら愚直に足し算をして答えを導いているようです(当然計算は遅いしミスが多い…)。
しかし2年生の算数は九九が命とまで(担任の先生に)言われたわけですし、覚えられないことを放置していいわけはありません。
しかも根本的な原理である、「5×5」は「5が5つ」、つまり「5+5+5+5+5」ということもいまいちわかっているのか怪しい感じ。派生問題の「5+5+5+5+5=20+□」「5+5+5+5+□=25」といった問題をことごとく間違えていたんですよね(九九以前の問題か…?)。そして2×5と5×2が同じであることもわかっていない。
ちなみに、これらの派生問題はリトルくらぶに掲載されていたものです。学校の計算ドリルを解くだけでは見つけられなかった「理解力の有無」を白日の下に晒す。さすが四谷大塚。
いかに子どもが楽しく覚えられ、原理も理解できるか。
戦う母は悩みました。
昭和な音読スパルタ特訓はダメ。百ます計算も足し算で乗り切ろうとしているのでダメ。
(百ます計算は百ます計算で良いのです。が、九九を覚えるという目的にはそぐわなかった。)
どうしたものか…。
見て覚えるにも、九九の式だけを見ればいいわけではない
長期記憶に残すためには、音と映像の両方で叩き込まないと、次女ちゃんには難しいかもしれない。
悩んだ戦う母は、普段は封印しているYouTubeに頼ることにしました。そして九九と検索して出てきた動画を片っ端から見ていきました。
そしてついに神動画発見!!
mamakano(ママカノン)さんという、二人組ユニットの作成していらっしゃる九九覚え歌です。
1、2、3の段
4、5、6の段
7、8、9の段
戦う母が見たほぼすべての他の動画は、替え歌と一緒に「5×5=25」と表示されるだけなんですが、こちらは「5+5+5+5+5=25」も表示されるので、視覚的にも数が増えるイメージがつきやすい!九九を覚えるだけでなく、意味がわかる動画!拍手👏
視覚優位な子どもには、これ絶対有益なやつです。
童謡にのって流れる替え歌は優しく、映像も子どもが好きな動物などで、次女ちゃん(と三女ちゃん)は飽きることなく毎日歌いながら見てくれています。しめしめ。
これを見るようになってから、リトルくらぶのホームワーク算数で九九が出ても、以前ほど「わからない〜‼︎」とすぐ投げ出すことがなくなりました。5×5は覚えていなくても、5×4を歌で覚えていたから5を足したよ、なんて報告してくれる時もあります。
九九を覚えるという最終目標まではまだ完遂していないものの、原理は理解してくれたよう。それだけでもYouTubeを見せたかいがあったというものです。
動画作成者のmamakanonさん、ありがとうございます♪
みなさんもぜひ見てみてください。
凸凹ちゃんが中学受験を決めた理由と、受験に向けて低学年からやっていること
こんにちは。戦う母です。
今日は我が家が受験を決めた理由と、2028年受験に向けて行なっている自宅学習について書いてみようと思います。
我が家が受験を決めた理由
我が家が次女の中学受験をぼんやりと決めたのは、彼女が小学校受験に落ちたとき。
その後WISCを受けて特性を理解して、余計に中学受験に気持ちが傾きました。
理由はいくつかあります。
- 都内の女子は、高校から入れる学校の選択肢が限られている
- 姉妹の学校の授業と比較すると、地元小にやや不安を覚える。中学卒業時には姉妹で学力差がかなり広がりそう
- 凸凹の特性は、中学の内申点には不利に働きそう
- 未知の環境で一人でやっていける強さがあるか不安
- 私自身が中学受験経験者で、ざっくりと中受のイメージがわかる
2の補足を少し。
地元小は地域では評判もよく、不動産の案内では「〇〇学区」とアピールに使われるほどです。
学童の先生も、他の地域と比べて子どもたちが落ち着いていて優しい(気持ちに余裕がある)と教えてくれました(その余裕のおかげで、次女ちゃんも居心地よく過ごさせていただいていて助かっています)。
公立の学校としては平均以上には良いのですが、姉妹の学校で授業参観や発表会を見ると、地元小の限界を感じてしまいます。
姉妹の学校で見られる、タブレットを駆使して発表する姿、考えをスライドにまとめる力、小1から英会話をする姿…。
学習内容は、指導要領があるので基本はそこまで大きく差がないはずですが、書く力やプレゼン能力、知識の深度が違うと感じます。
あと姉妹の学校の保護者は、小学校受験を経ている家庭なので、親のサポート力もだいぶ異なりますね。夏休みの自由研究は完成度が高くて、最初目にした時驚きました。
地元小は良くも悪くものんびりしていて、このままでは次女ちゃんは姉妹のできることができない…同じ家庭の中で格差が広がるのは、本人的にどうなのだろうと思ってしまったんです。結構プライド高い子なので。
あと理由4に挙げたとおり、未知の環境への適応力にも不安があります。
以前YMCAの月一野外活動に参加していたのですが、毎回グループが変わるというもので、次女ちゃんは集合場所でなかなか親から離れられない状況でした。
でもある時、妹の学校のお友達が参加していたのを発見するや、その子と手を繋いで、一緒にボランティアリーダーのもとに去っていったんです。
姉妹のお友達とは自宅に招いたり、彼女たちの学校行事で会ったりと接点があるので、なんとなく自分の友達であるような認識を持っているみたいで。
姉妹の学校に通えたら、知っている人たちが一定数いるなかで中高6年間を過ごせるので、安心感がありますよね。
次女ちゃんは、妹と同じ学校に行きたい!お友達と一緒に遊びたい!と考えているので、その気持ちを大切にしたいなぁと考えています。
そこで中学受験を本格的に視野に入れて、小2のいまから準備を始めることにしました。
なにせ発達グレー領域にいる凸凹ちゃんなので、理解に人の倍かかる分野もあるかもしれない。早ければ早いほど、特性に合わせて学びの方法を模索することに時間をかけられるはず。
彼女が「どういう学び方なら合うのか」をいまのうちに探すというのも、中受を決めた裏テーマでもあります。
中学受験に向けて始めたこと
次女ちゃんは、知能は平均的で学習障害等はありません。
(人の話が頭に入りづらいので、授業中に先生の話を聞いていないなどの問題は多々あるものの…)。
学校での勉強についていけないといった不安はないので、もう少し応用的な内容が理解できるようにと小1後半から入会したのが、四谷大塚のリトルくらぶ中学受験コースでした。
四谷大塚のリトルくらぶって?
結論から言うと、なかなか良い教材だと思います、リトルくらぶ。
どんどん先に進んでいるかと思いきや、前月の復習が入ってきたり、1行計算も、単に答えを書かせるだけじゃないように工夫されたりしています。
例えば、いま九九を学んでいますが、
2×5
という王道の問題以外に
2+2+2+2+□=10
2×5=5×□
なんて式もあります。
大人は一瞬で理解できるのに、案外子どもは間違えるんですよ…。
単純に計算ができるようにする、ではなくて原理を理解させようという思想を感じます。
国語も、読解はもちろん、慣用句などもかなりの数を学びます。原稿用紙の使い方、作文を組み立てる手順を学ぶこともできます。総合的にみてよい内容だと思います。
入会すると、毎月
- ホームワーク国語
- ホームワーク算数
- ジュニア予習シリーズ(国算)と解答解説
- 添削問題
が送られてきます。
ホームワーク(国算)は、その名の通り毎日1ページずつ進めるもの。
ジュニア予習シリーズは、毎週(算数または国語)、オンライン授業(IT授業と呼ばれている)が配信されるので、それを見ながら学ぶテキストのこと。
添削問題は、理解度の確認と作文の添削のために月末に解いて郵送するテスト。
あと小2以上になると、月1回、週末にダウンロード可能となる「月例テスト」があり、それは解いたらwebで回答を送信します。
Z会やチャレンジタッチも検討したけれど
- 進研ゼミのチャレンジタッチ
長女が1年弱お世話になりました。
楽しげなキャラクターたちが気分を上げてくれます。丸つけ不要で親は楽だったけど、内容が基本的すぎて一瞬で終わっていました。
我が家は中学受験を見据えての学力向上が目的なので、これでは叶えられないと除外。
チャレンジタッチは、勉強嫌いな子どもを取り込むにはおすすめです。とにかくキャラが楽しげ。ゲーム要素があるので、勉強という敷居を下げてくれます。
Z会は長女が自宅学習でお世話になっています(中学受験コースを受講)。
次女ちゃんも、1年生の最初はZ会タブレットコースで学んでいました。イラストなどの遊び要素が少なくて問題もよかったのですが、タブレットコースはやはり簡単らしくて毎回すぐに終わってしまっていて。
中学受験を見据えるなら
Z会:小学生コース(紙教材)に移って、3年生から中学受験コースに切り替える
四谷大塚:リトルくらぶに移って、3年生から進学くらぶに切り替える
の二択と考えました。
最終的な決定打は、受験は親塾を考えているけど、どうしても無理になったらスムーズに塾に移行できるかどうかという点。様々な塾での採用度が高い四谷大塚の予習シリーズに優位性があると判断しました。
すべての基礎となる国語力アップのために
ほかにも家庭学習に追加しているものがあります。
- ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集 小学生版ベーシック
問題文を正確に読み解けないと、どんな教科の問題も正解に辿りつけません。しかも今のところ公立中高一貫校も受検の選択肢にあるため、書く力も伸ばしたい。そこで日本語力を育てたいと、この問題集を選びました。
裏表紙には「楽しい」と感想が掲載されていますが、どうでしょうね…。イラストなどはなく、解説と問題の羅列なので、お勉強感はたっぷりです。
比喩、反対語、抽象と具体などなど、日本語の基礎が取り上げられていますが、問題の中には大人でも正解を一つに絞るのが難しいものがあったりします。我が家の次女ちゃんと三女ちゃんは、たまに「わからない〜!」と叫んで放棄してしまうことも。
ページによっては、やっておいてね、と渡すだけでは難しいのがちょっぴり残念です。
ただそれは、リトルくらぶも同じですね。
リトルくらぶは、親がそばにいて教えることを想定しています。解説もしっかり事前に読んでおくことが期待されているんです。親の手間という面ではなかなかのもの。特にタブレット学習では丸つけも自動的に行われるので、慣れてからリトルくらぶに移るとちょっと手間に感じるかも。
ただ、この程度で打ちのめされているようでは、塾なしで中学受験!なんて目指せないので、頑張ります。
リトルくらぶとふくしま式で、基礎+応用力が身につくといいなと考えています。